インプレッサWRCのドアミラーをピンセットでつまんでカーボンデカール貼ってるとき、
ピキッ!という音とともにどっかへ飛んで行ってしまいました。
すぐに探し回ったけどどうしても見つからない。
モデラーの人ならわかると思いますが、こういう事って少なくないんです。
スペアのキットが手元にあれば使えるんだけども、無い場合このためだけに新しく買うのも馬鹿らしい。
今回のように複数同時に製作していたため、コピーしたいパーツと同じものは手元にある。
そんなときによく使うのがこれ。
名前は確か「型取くん」。(笑) 普通はシリコンゴムで型どりして、レジンキャストを流して複製しますが、
そこまでではない小さなパーツを複製したい時に便利です。
沸騰したお湯でゆでる事1分くらいでしょうか。
いい具合に柔らかくなったらパーツを押し付けます。火傷に注意。
柔らかいので、奥まっている部分にも押し付けて密着させます。
少し冷えたら水でさらに冷やし、冷たくなったらパーツを剥がします。
半透明なのでわからんですね。
で、ポリパテを型に詰めます。流動性があまり無いのでヘラで空気を抜いてポリパテを奥まで行渡らせます。
硬化したら剥がします。型取くんは常温でもコシのある柔らかさがあるので、入り組んだところも
剥がせます。離型剤も不要でお手軽です。
ミラーを貼る部分。中は空洞なのが分かります。
欠けてる部分(黒い部分)を瞬間接着剤で再生し、ペーパーで成形しました。
右の黒いパーツが原型です。
これだけコピーできれば十分でしょう。