かなり間が空いてしまいましたが、その後体の方はと言うと、抗がん剤が全く効かず、もう使える薬が無いという所まで行ってしまいました。
やみくもに抗がん剤を投与しても体が弱るだけで意味がない、という主治医の判断です。
じゃあ何もせずそのままかというとそうではなく、ゲノム検査という手法があり、2022年10月に手術した際のがん細胞を米国に送り、合致する遺伝子パターンがあるか調べるというものです。
一言で胆管がんと言っても、何百という遺伝子パターンがあるようです。
合致するものがあれば、効力のある抗がん剤の治験に参加できます。
これは針の穴に糸を通すほどの可能性らしいのですが、幸いにも合致するものがあり、柏市の国立がんセンターで治験待ちのリストに登録が出来ました。
ただ最低でも2か月は待つそうで、待ったからと言って治験のチャンスが回ってくるタイミングがあるかは神のみぞ知ると言ったところです。ちなみに、2024年2月に余命宣告1年半を告知されました。
がんと分かって以来、模型製作に対する意欲が全く無くなってしまいました。作ってもどうせ死ぬし、作ってる途中で死ぬのも嫌だ。というのが理由ですが、余命宣告を受けてその考えが逆になりました。そうだ、どうせ死ぬんだから好きなだけ作ってやろう。楽しんでやろう、と。
てなわけで荒れていた制作環境を整えました。制作ブースは自作。これでも一応風量計算はしています。
ブースに一つ、窓に一つファンを設置、ツインターボです。
乾燥台も自作。昔から無臭油粘土を愛用してます。とはいえ経年で硬くなるので交換は必要。
コンプレッサーはまだまだ現役のレトラ5/17。
で!!
記念すべき復活代一作は!30年前にパチ組して放置していた初代PGガンダムに決定!
だがしかし、右手の人差し指だけ見つかりません。左手のを複製しようとも思いましたが、手持ちのシリコンがもうつかえなくなっており、シリコン買うくらいならヤフオクで買ったほうがマシだったので入手。