フィニッシャーズ ウレタンクリアーGP2

投稿者: | 2020年3月9日

MKです。

サッポロ一番は塩ラーメン派です。

キャベツやニンジン入れて、最後に溶き卵を入れます。

付属のスープの粉では薄いので、味見しながら塩を足します。

美味しいですよ。

 

今回はフィニッシャーズのウレタンクリアーGP2です。

カーモデル、バイクモデルなどグロス仕上げにしたい場合の話です。

以前まではラッカーのオートクリアーを吹いてました。

ウレタンクリアーを敬遠していたのは2液性なので取り扱いが面倒なこと、

主剤と硬化剤を合わせてしまうと取り置きが出来ない事、

24時間を過ぎて重ね吹きするとヒビワレが起こるというのが主な理由でした。

 

では何故使うようになったのか。

主な理由は蛍光色や蛍光色でなくとも主に赤のデカールへの染み出し(特に白)

を出来るだけ避けたかったからです。

 

ただこれ使ってみて分かったのですが、染料系の蛍光色の場合はウレタンであっても

染み出しは起こってしまいます。

なので、苦肉の策としてデカールを貼る前に一度吹いて、24時間以内にデカールを貼り、

乾燥してから再度吹くという方法を取っています。

手で触れる硬化時間はもっと早いですが、完全硬化時間は72時間だそうです。

 

今のところ染料塗料で試したことが無いので、どれだけ効果があるかは分かりませんが

フィニッシャーズのシルクレッド、ガイアノーツのプレミアムレッド、スクーデリアロッソ

では染み出しは起こっていません。

 

セットの内容は主剤と硬化剤、ウレタンシンナーの3品です。

主剤と硬化剤の合わせる割合は主剤2:硬化剤1で、主剤のほうが少し粘度があります。

シンナーは出来るだけ入れたくないのですが、吹きやすくするため20%を上限で入れてます。

それと、エアブラシは0.5mm口径のものを0.2MPaくらいでノズル全開で吹いてます。

ちなみに使ってるのはこれ。

 

仕上がりはウレタン特有のヌメっとした光沢で、1/20、1/24のカーモデル、

1/12のバイクモデルには少しオーバースケール的な光沢なのですが、模型映えはします。

これはウレタンクリアー吹く前。

 

これが吹いた後。光沢の違いが分かりますかね?

 

ではラッカーに比べてコスパ的にはどうか?

ウレタンクリアーGP2がAmazon価格で2020年3月時点で約3000円、

オートクリアーが約1900円。この差をどう見るかですね。

1/20のF1モデルを1回全塗装するのに主剤6cc+硬化剤3cc+シンナー1ccで7ccほど

あれば十分なので、主剤が80cc、硬化剤が40cc、シンナーが50ccなので、

主剤を主に計算すると約13台塗装出来ます。

1台約230円。ただし、上記で挙げた染み出しを防ぐために2回吹く方法では

この2倍になります。ちなみに今まで硬化剤とシンナーが足りなくなったことはありません。

 

自分はオートクリアーでも研ぎ出ししない派ですし、ウレタンクリアーは一度の塗装で

十分な光沢が得られるのに対し、オートクリアーは最低でも3~6回は吹くので、

多少コスパ悪くても手間考えたらウレタンクリアーのほうがいいじゃん、という

結論に達してます。敬遠してた理由考えると矛盾してますね。(笑)

 

フィニッシャーズのウレタンクリアーはGP1、GP2とありますが、

なぜGP2を使ってるかというと上でも書いたように研ぎ出ししたくないからです。

それに、オートクリアーとは違ってウレタンクリアーは吹いたときの状態で硬化するので

デカールの段差がほとんど分からなくなります。

 

欠点としては、やりなおしが出来ない事。

例えば、最後の最後に接着剤が少しはみ出てしまった、という場合

サンディングしてコンパウンドかけたり、再度クリアー吹くという方法が考えられますが

ウレタンクリアーGP2は傷が消せないし、24時間経ってると再塗装は出来ません。

この点だけは気を付ける必要があります。

 

調合時に使うスポイトはこれを使ってます。

 

写真は一部クリアーブルーになってますがこのように全部透明です。

これは再利用できないので使い捨てです。1回の塗装に主剤用、硬化剤用に2本使います。

 

計量するカップはこれ使ってます。

目盛りが入ってるので便利です。

主剤と硬化剤を別々に入れて、エアブラシのカップに両方入れて

うがいして混ぜてます。Amazonは送料かかるみたいなのでヨドバシのほうがいいかも。

 

 

最後に一点。いくら光沢が欲しいからと言ってクリアーパーツにウレタンクリアー

吹いてはいけません。こうなります。(笑)

 

いかがでしたでしょうか。

自分のようにウレタンクリアーはちょっと、と敬遠していた方の参考になれば嬉しいです。

 

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