T’s SYSTEM 碇シンジ(ガレージキット)

投稿者: | 2021年8月18日

MKです。

 

今回は20数年前にワンフェスで買ったガレキ、碇シンジ君です。箱ではなくビニール袋に入ってました。T’s SYSTEM、宮川武氏というと当時からもう有名なディーラー/原型師でしたね。そのガレキがシンジ、アスカ、レイがまだあったので、思わず3つ買っちゃいました。今回はその中から碇シンジ君です。

 

パーツ構成はこの通り。まあ標準的な構成と言えるでしょう。

 

早速仮合わせしてみました。太腿が全く合ってなかったのでポリパテで修正。こういうデカい段差の削りだしには、プロクソンのペンサンダーが大活躍してくれます。



 

アフター。ラインも彫り直しています。


 

どうでもいいけど、ポリパテってどうしても余っちゃいます。もったいない。

 

有名なディーラーでも気泡、欠けはやっぱりあります。



 

とりあえず、腕以外仮組。

 

サーフェーサー吹いて、ラッカーパテで修正しました。


 

とりあえず、下地はこれでOK


 

さて、顔ですが、宮川氏原型の目はどれも大きいので、今時の目に修正します。


 

こんなもんでしょう。

 

腕も下地を出して、最初に黒部分を吹いて、マスキングして青を塗装します。フィニッシャーズのブライトブルーを使いました。


 

プラグスーツというと、グロス仕上げの人が多いですが、自分は硬質感を感じて動けるような気にならないので、半艶で仕上げます。ウェットスーツみたいな感じですね。ガイアノーツのセミグロスクリアープレミアムを使いました。フッ素が入っており滑らかな質感になります。

 

上半身の白です。ちょっと緑がかった白です。調色がめんどくさかったので、旧エヴァカラーのシンジ ライトブルーを使いました。マスキングして吹きます。ピッタリな色ですね。


 

次に、胸のボタン?華南か分からない部分を塗装します。映画版は赤ですが、テレビ版はガンメタです。このキットはテレビ版(売ってた時には劇場版はまだ無い)なので、ガンメタで塗装します。おおまかにマステで養生後、マスキングゾルを使いました。

 

こんな感じです。

 

同じ要領で、肩の丸モールドもガンメタで塗ります。

 

足のラインに墨入れしたのですが、塗料が浮いてしまい剥がれました。修正が必要です。


 

最後に黒部分を吹きます。ここはつや消しの黒にしました。というか、グロスの黒を吹いて、その上からフラットクリアープレミアムを吹きました。

 

ボディ完成。なかなかカッコイイ。

 

アイペイントに入ります。大まかにエナメルの黒+クリアーオレンジで線を描いて、ガイアノーツのフィニッシュマスター極細Rで余計な部分をふき取っていきます。最近墨入れなどの余分な部分をふき取るのにはこのフィニッシュマスターを使っています。というのも、綿棒だとどうしても残ってしまうんですよ。綺麗に拭き取ったと思っても、その拭き取り跡が残ると言うか。フィニッシュマスターだと綺麗に拭きとれます。

 

1工程毎にクリアーでセーブしながら、ハイライトまで入れました。

 

次に目にマスキングゾルを塗って、フラットクリアープレミアムを吹きます。

 

ちょっと吹きすぎてエナメルが流れてしまいました。もうこのまま目にUVレジンを塗って固めました。

 

顔にマスキングして、髪パーツをかぶせていきます。髪パーツはあらかじめ赤褐色で塗っております。

 

パーツ構成上どうしても合わせ目が出るので、これを消します。

 

ポリパテを塗って。

 

削りました。


 

合わせ目に赤褐色を塗装して、次にインターフェイスを塗ります。上半身と同じシンジライトブルーで。おおまかにマステでマスキング、残りはマスキングゾルを使いました。


 

顔完成。なんだかはっきりしない目になってしまいましたが、もうこれでOKとします。

 

最後に、手首のポチッ!プシュー!ボタンをオレンジで筆塗り。

 

完成でーす。










 

やっぱちょっと目がアレでしたね。

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