3月は去るとはよく言ったもので、あっというまにもう4月です。
THE ORIGINは1時間ほどなのに正規料金1800円取られるのがアホらしくて結局行きませんでした。
冒頭シーン7分だけ見ましたが、CGだらけですね。迫力はありますが遠近感が無い。目がチカチカします。
とりあえず、BDか衛星放送でやるまで待ちますか。
ZZはこんなに手を入れるつもりはなかったのにと嘆きつつ
ちまちまと少しづつやってます。まさに地獄。
少し前からデカール作ってますよ。とりあえず白。
一度だと貼ったあと下地が透けてしまうので、白を3回、剥離防止の透明を3回交互に重ねて印刷してます。
ほんで赤。白、マゼンタ、イエローの順で間にクリアをはさんでます。
問題はグレー。MD5500の特色ホワイトははがれやすく、本来黒の上に重ねる事でグレーにするのですが
まず乗りません。中には使えるものがあるというレベルではなく、全滅に近いです。
MFインクを乗せたりシルバーに白を重ねてみたり色々と試行錯誤しましたが、諦めました。
昇華印刷すると本来の2400dpiで印刷が出来て何度も印刷を重ねて色を作るという手間は省けますが、
何故かシマシマ(網掛け)文字になってしまうので使えません。
ならばインクジェットはどうなんや・・・?
手持ちのインクジェットプリンタはEPSONのEP-901A。スペック上は写真画質「きれい」で1400dpi以上。
写真用紙に試し刷りしてみたら、おお、なかなか細かい文字もちゃんと出とるやないかい。
だがインクジェット用のクリアデカールシートはガイアノーツくらいしかない。
後は熱転写式かレーザー式のみ。ガイアノーツのが評判が悪そうだったんでこれ使ってみました。
A-oneのデカールシール、透明タイプ。大きさがはがきサイズなので手軽に使えますね。
早速印刷してみた。なかなか細かいとこも再現性が良いではないか。
うちの環境ではマゼンタよりに出てしまうので、プリンタの設定で補正、何度か印刷しました。
ちなみにこれ、左右逆に印刷してます。何故かはこのあと解ります。
印刷面にクリアシートを貼りつけます。つまり印刷したデータをこのクリアシートに転写するわけです。
貼りました。。。。この時点で嫌な予感。。。
必要なデカールを切り出します。
はい、貼りました。これで最初左右逆に印刷したデータが正しい向きになったわけです。
ほんで、指を濡らして撫でていると、上の台紙が剥がれてきます。
完成。嫌な予感的中。いやひどいですねこれ。
簡単に言うと、プリントしたデータを極薄の両面テープに転写してそのまま貼るような感じです。
テープのエンボス模様が激しくてとても使えるレベルではありません。
わかりますこれ?もはやデカールじゃなくてシールですわ。って、確かに商品名にシールってついとるけど。
このシール部分がたとえば水に溶けて、データ部分だけ残ったらニス部分の無い完璧なデカールになるでしょう。
実現できたら革新的な事です。自作デカール業界は全てA-oneのこのシートを使い始めるでしょう。
端っこを引っ張るとうにゅーーっと伸びます。シールというより糊ですな糊。
A-oneのこれを開発した方に聞きたい。
模型作った事あります?
デカール貼ったことあります?
中でも、カルトグラフはったことあります?
デカールは自作したことあります?
自作するうえで今何がどこまでできるか理解してます?
たぶんそんなに無いと思います。
だからこそなぜこんなニッチな商品を世に出そうと決めたのか?という疑問が残ります。
いやこれが使えるもんだったら嬉しいですよそりゃ。
印刷して転写して貼り付けるっていう発想は素晴らしいだけに惜しい。実に惜しい。
水で余白が溶けてニス部分の無いデカールになってたら
自作デカール業界(あんのかそんなん)の神になれたのに。
あっ
けどこれ貼り付け式だから、位置の修正ができねーわ。
いずれにせよ、グレーのデカールは今のところ作成不可!!
なのであります。